メキシコペソ

メキシコペソは高金利通貨の中で一番格付けが高い

高金利通貨であるメキシコ、トルコ、南アフリカ

FXの中でも投資人気が高いのが高金利通貨です。その高金利通貨として有名なのが、メキシコのメキシコペソ(MXN)、南アフリカの南アフリカランド(ZAR)、トルコの新トルコリラ(TRY)などです。以前管理人もランドやリラで高金利スワップ運用を試みていましたが、下落などでやられて以後は手を付けていません。

しかしメキシコペソにはランドやリラにはない特徴があるために投資運用を試みています。

 

 

メキシコの金利は南アフリカよりも高い

まず金利面です。あまりメキシコペソが高金利であると知られていませんが、メキシコの政策金利は7.0%です。

南アフリカは6.5%のためスワップ効率でいえば南アフリカランドを上回っているのです。

 

 

メキシコは高金利国の中でも格付けが一番よい

そしてメキシコペソの運用が一番よいと判断したのが、メキシコの国家としての格付けが高いという理由があります。

高金利通貨国が高金利である理由というのはインフレ率が高いということです。そしてインフレ率が高い国というのは大概国家運営に問題があるところが多く、国家としての信用が低い国が多いです。

しかしメキシコの格付けというのはS&Pやムーディーズ、日本のR&I(格付投資情報センター)などでもいずれもトルコや南アフリカよりも高くなっています。日本の格付けと対して変わらないというところもあるくらいです。

例えばS&Pの格付けでは、メキシコの格付けは「A」となっています。日本が「A+」なので日本よりも一段階低い程度であり、先進国である日本とほとんど同じ評価を受けているのです。

一方で南アフリカは「BBB-」、トルコにいたっては「BB-」です。

 

 

 

 

格付けの評価一覧

S&Pを例にとると格付けというのはAからCになるにつれて下がっていき、AAのように連続するとより高くなる表現になっています。投資適格に分類されるのはA以上になっているため日本と同じくメキシコは投資適格国として扱われているのです。そしてB以下となるとジャック債扱いされてしまいます。南アフリカやトルコやジャンク国の扱いなのです

以下そのランク付です。

 

 

  • AAA:債務を履行する能力は極めて高い。最上位の発行体格付け。
  • AA:債務を履行する能力は非常に高く、最上位の格付け(「AAA」)との差は小さい。
  • A:債務を履行する能力は高いが、上位2つの格付けに比べ、事業環境や経済状況の悪化からやや影響を受けやすい。
  • BBB:債務を履行する能力は適切であるが、事業環境や経済状況の悪化によって債務履行能力が低下する可能性がより高い。
    「BB」、「B」、「CCC」、「CC」に格付けされた発行体は投機的要素が強いと見なされる。この中で「BB」は投機的要素が最も低く、「CC」は投機的要素が最も高いことを示す。これらの発行体は、ある程度の質と債権者保護の要素を備えている場合もあるが、その効果は、不確実性の大きさや事業環境悪化に対する脆弱さに打ち消されてしまう可能性がある。
  • BB:より低い格付けの発行体ほど脆弱ではないが、事業環境、財務状況、または経済状況の悪化に対して大きな不確実性、脆弱性を有しており、状況によっては債務を期日通りに履行する能力が不十分となる可能性がある。
  • B:現時点では債務を履行する能力を有しているが、「BB」に格付けされた発行体よりも脆弱である。事業環境、財務状況、または経済状況が悪化した場合には債務を履行する能力や意思が損なわれ易い。
  • CCC:債務者は現時点で脆弱であり、その債務の履行は、良好な事業環境、財務状況、および経済状況に依存している。
  • CC:債務者は現時点で非常に脆弱である。

 

 

以上のことから、先進国に近い信用があり、かつ高金利である「メキシコペソ」と、ジャンク債の扱いを受けており、かつメキシコペソよりも金利も低い「南アフリカランド」、一番金利は高いけれども一番格付けも低い「トルコリラ」、どれで運用するかと考えてしまえばメキシコペソを選ぶしかないというわけです。

 

 

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